今回の point は Data Center を動作させる為には gstreamer-0.10.0 が install されている事が必要である. 最近の Ubuntu はすでに gstreamer-1.0 になっており, gstreamer-0.10.0 を入れる事による他への弊害がありそうだ. この選択はやめ 0.10.0 が入っている Ubuntu 上で動作させる事とした.
結果的に, 14.04, 12.04 あたりは使え 18.04, 17.10, 16.04 は ng だった.
(16.04 は gstreamer-0.10 だが libpng12 がなかったりなど色々ありそう)
ただし, 現在使用している version は, 18.04 もしくは, 17.10 で gstreamer はすでに 1.0 となってしまっているので, Data Center で要求される shared library の version が 0.10.0 でない為, 実行できない. いつ Data Center が gstreamer-1.0 に対応してもらえるかはわからないので, virtualbox で Ubuntu 14.04 を動作させた.
動作環境は以下の通り
- Host pc Ubuntu 18.04, 17.10
- VirtualBox 5.2 + Extension
- Ubuntu 14.04 (english)
- Data Center v6.73 (Beagle version HW: 2.00, FW: 2.01)
この環境で以下の手順で install を行ない, Data Center を動作させた.
くどくど書いているが, ほぼ上の環境を入れるだけの作業なので, 今なにをしているかを考えながら入れると問題は少ないだろう. 動作させるのに必要な設定は特にないが, 画面サイズがそれなりに広いほうが良いので,Virtual box の default の 640x480 から1280x1024 に変更する設定程度でとりあえず使用する事ができると思う. 細かい設定たとえば, updateしない,不必要な daemon を off, auto logoff しない, file共有, などなど挙げればきりがないが, ぼちぼちやっていけば良いと思う.
### virtual box を install
% wget https://download.virtualbox.org/virtualbox/5.2.22/virtualbox-5.2_5.2.22-126460~Ubuntu~bionic_amd64.deb
% wget https://download.virtualbox.org/virtualbox/5.2.22/Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-5.2.22.vbox-extpack
% sudo dpkg -i virtualbox-5.2_5.2.22-126460~Ubuntu~zesty_amd64.deb
# USB などを virtualbox 上で使用する為の extension pack
# shell 上で実行できるかわからなかったのでファイラーからダブルクリックした
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-5.2.22.vbox-extpack
### ubuntu を install
wget http://releases.ubuntu.com/14.04/ubuntu-14.04.5-desktop-amd64.iso
% virutalbox
# 仮想 machine の作成
# 名前 Ubuntu 14.04, memory 1024MB, 新規 10GB VDI 可変サイズ
# 起動後すぐに iso file の設定があるので, ubuntu-14.04.5-desktop-amd64.iso を指定
# PC名, user名を入力,passwordなしでの login にしておく (Data Center だけの為なので)
### 画面サイズの変更
- VirtualBox 上の デバイス -> Guest Addtions Cd イメージの挿入 -> auto run の許可
- reboot
- 画面で右 click -> Change Desktop Backgroud -> All Settings -> Displays -> Resolution -> 128x1024 -> Apply -> Keep This Configuration
### Data Center の取得
- Brower の立ち上げ -> (必要があれば proxy の設定) -> www.totalphase.com へ login
- Protocol -> USB
- "Beagle USB 5000 v2 SuperSpeed Protocol Aanlyzer - Standard Edition" を click
- page の一番下にある "DOWNLOAD" を clink
- Data Center SoftWare (v6.73) を clink
- Data Center Software v6.73 (Lunux 64-bit) を clink (download)
### Data Center の実行
command を起動
% cd download_point
% unzip data-center-linux-x86_64-v6.73.zip
% cd data-center-linux-x86_64-v6.73
% sudo ./Data\ Center
root で立ち上げないと, 起動後 Data Center 上の Analyzer -> Connect to Analyzer
で接続しようとしても "One or more devices attached but inaccessible." となり, Beagle は見えているが, device file に access できない状態になってしまう. 慌てず騒がず sudo しよう (なんでもかんでも root で実行するのは本当はダメなんですが).
本来は sudo でなく udev など usb の permission を整える必要がある