2019年7月27日土曜日

STM32F730 の USBHS を使用する場合の外部 clock 選定に注意

 
 PC 側と USB target device 側の clock 同期の参考にする為に USBHS にて
1.  uSOF の値の取得
2.  uSOF 時の target device 側の clock のカウンタ値の取得
3.  他のなんらかの周期的な信号の入力時の 1, 2 の値の取得
4.  取得した値を USB にて PC に転送
するものを作成している (結果的に必要なさそうになっている).

とりあえずテキトーに基板を作成し, boot までさせたのだが, USBHS 実装に手間取っている. USBHS PHY の PLL が lock をしていない様に思えた. そこで調べてみると, STM32F730 にある USBHS (PHY内蔵) を使用する場合の PLL1 の入力周波数は, 12, 12.5, 16, 24, 25MHz となっており, 今回使用した 26MHz はリストにない. とは言え, core 用の PLL で 24MHz など作って入れれば良いかと思ったら, HSE (外部クロック) から直接の入力になるとの事. 見てなかった...




USBHS PHY 用の PLL1 の入力 path は??? え!!!  (赤い部分)



今回, 26MHz 発振器を MCU と SI5351 に分配しているので, SI5351 の余っている出力の 1つを 24MHz 出力を追加してそれを, MCU の入力にしようと考えている. もし, ng そうであれば, 24MHz か 25MHz の発振器を購入しようと思うが, VCXO を使いというのがあるので, それほど市場在庫がない.

ただ.
1.  とりあえず SI5351 で 26MHz -> 24MHz が出せる
2.  諸般の事情でこの回路の必要性がなくなった

ので 24 もしくは 25MHz の発振器を買ってまで最後までやる必要があるか??? というのがあります...

一般 NISA 2016,17 年の VTI を特定口座に移管

上げに上った US 株式ですが, そろそろリセッション, 予備的利下げでもうちょっと上るだろうなど色々言われていますが, 今後の配当金にかかる日本側の税金優遇を捨てて, NISA口座にある VTI を特定口座に移管した. 水曜日に電話し申し込み書の依頼をし, 金曜日に受け取り, 土曜日中に投函, 火曜日に移管された. 移管日が直近では最低な価額になったが, 2016年から言うと十分に高値の価額での特定口座への移管となった.
しかし, 移管後に来た移管完了通知書には, 移管株数と円での総額が書かれているだけで, 対象の銘柄の USD での単価, USDJPY が書かれていない. 必要はないが, 別途 spread sheet で取り引き履歴を記録しているので, USD での単価, USDJPY の値が欲しい. とりあえず, どちらかが分れば, 分らない値は計算をすれば良いが, 2つもあるのでどうしようもない. ただし, 今回は始めてだったので, 口座内銘柄詳細で確認は可能で事なきを得て今回は, 1株あたり 151.80USD で移管できているが, 次回移管を実行するとまぜこぜになってしまうのでどうしようもない.
一応は証券会社に問合せる予定であるが, それっぽい価額で計算するしかないんだろうか...

2019年7月17日水曜日

ARCC を買ってみようかな

ARCC は BDC (Business Development Companies: 事業開発会社) の一つで Ares Capital Corporation の ticker です. BDC は収益の90%以上を配当すること等で法人税の優遇措置を受けていることで, 会社としては法人税負担がなくなり, 投資家は高い配当が得られる事で win-win なものとなっています. しかし, 投資先が中規模企業の株式および債権の投資となる為, SP500 インデックスを中心とした投資と比べると格段にリスクが高い商品となっています. 直近では, 一株あたりおおよそ $17 -- $18 ほどの価額となっています. 配当利回りは約 9% ほどとなっています. 90% を配当に廻すという事で, 株価の上昇はあまりありません. ところが, 2009年のリーマンショックを経験し, 株価が $3.4 ほどとなっています. しかし, 約 2年ほどで元の価額に戻っており破綻は免れています. ただし, その間も四半期配当は約 $0.4 ほど出しておりむしろ前後の期間より上っているのではないかとおもわれる状態です. 今後, 同じ事が起きた時は, 約 80% もの価額下落をガマンできれば, 配当利回り 50% に近づくくらいのになっています. ただし, 破綻しなかったから生存者バイアスがかかっただけの話だけかもしれません.

とは言え, この 9% (税引後 6% 程度) の配当は魅力的に感じできました. 当時 OneTapBuy でロボ貯でえらいリスクの高い (配当利回りが高かったのでそう判断した) ものを扱っているなぁ, と思っていたのですが, 色々な方が ARCC について書いた記事を見てみると, 多少買ってもいいかなぁと思ってきた. また, 日本円でのソーシャルレンディングの投資も行なっているが, 日本みたいな市場の小さいところでリスクを取る必要もないかとも思い少しずつ資産移動させればいいかとおも思う.

2018年後半から US 株式は不安定な動きを示しており, もうそろそろ急落すると言われながらもダウならびに SP500 は再高値を更新しており ARCC も比較的高値圏にいます. しかし下落を待ってもどうせ買えないので, とりえず 30 株 ($550) 程度買って, 配当で半期毎に 1株買えて嬉しい, 価額が暴落してれば四半期で数株買えて嬉しい, 破綻してしまっても $550 であれば被害は少ない (と言いきかせたい) ので, 衝動買いに近いが買ってみよう.

ちなみに以前, 高配当株と言われている PFF の購入も考えたが, 金融関連比率が 50% と高く, 経費も 0.46% と高めなので避けた経緯がある. しかし, ARCC はヘルスケアと業務サービスで約 40% なので精神衛生上問題は少ないし,  ETF っぽく思わせておいて実は個別株式という事で信託報酬みたいなのは存在しない. 昨今銀行に対する風当たりが強く, あまり収益が得られそうにないので, インデックスファンドに組み入れてれている分以外は購入を避けたい, とは言え瑞穂っぽいのを NISA で塩漬け状態で持っている事は内緒なんですよ.