現在 KICAD の short cut 専用 keyboard の作成の検討をしている. ただし, スイッチいちからを並べて組むのは面倒なのと見た目もそれほど良いと思えないので, テンキーの製品を購入して内部の MCU は取り外してしまい, 新たに MCU を接続し KICAD 専用としてみようと考えている.
検討している使用は以下の通り.
1. 市販の USB テンキー (実際はもっとある物を使用)
2. USB MCU (STM32L072)
3. USB HID keyboard + USB CDC(設定用)
4. PC に特殊 driver/tool が必要がない様にする
5. キーのトグルにより EESCHEMA と PCBNEW で使い分けられる様にする
6. USB CDC にてキーバインドを変更でき EEPROM に保存できる様にする
とりあえず, ROTTAY 22key を購入した. これにしたのは, key の個数もあるが, keyboard の台座部分がそれなりに空間がありそうで, 別途 MCU 基板を入れられると思ったからだ.
さっそく内部がどうなっているか見る為に, 開けようとするが, よくある裏面のステッカー部分やゴム足部分にネジがあるかと思ったがない, また匡体どうしのパッチン止めかとも思い力ずくでコジ開け様としたがだめだった. 仕方がないので, 側面をカットして内部を見える様にした.
やはり, かなりの空間があるので問題なく新たに基板は入れられそうだ.
しかしよく見ると, 匡体内部にボスが立っており, 押えにしては径が太い気がした. ボスが当っている部分を keyboard 側から見るとなんとネジがあり, それを外すと裏蓋が開きそうだったが, やってみると案の定なんなく裏蓋が空いた. はっきりいって側面を切る必要はなかった... 以下の写真は 2ヶ所しかないが, 1, 2, 3 key の下にも 2つネジがあります.
とにかくバラした感じは以下の通り.
基板は片面基板で, 配線同士がクロスする部分には積極的に 3220 サイズののコンダクタが使われている. もうちょっと最適化できるであろう部分があるが, スイッチの配置検討のまえに回路図や soft を fixしてしまったのではないかと思われる. あと, 幸いにも全体イルミ用 LED と NUM LOCK インジケータ LED は MCU で点灯制御ができる. であれば, eeschema 時は消灯, pcbnew 時には点灯など見た目を変えられそうだ (window manager にどれが focus 当っているか確認し, USB HID で MCU に設定すれば良いが, 現状そこまでする気はない).
ここまで分れば, hardware としては, keyboard と MCU を接続すれば良いのだが, STM32 の M0+, M4系の の NUCLEO 基板で USB が出ている物がなく, ちょっと前に基板作成に出した STM32L0xx, STM32L4xx の reference 基板を作成したので, それを入荷待ち状態である.
また software は,
a. Key 入力部
b. USB HID 部
c. USB CDC ならびに command parser 部
の開発が必要である.
USB HID は久しぶりで report の作り方などだいぶん忘れてしまった. まぁ OS をハングさせながら, ぼちぼち開発していけば良いかと考えている.
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