2019 年に検討をしよとしていた Interactive Brokers (以下 IB) の口座開設だが, 本格的に考え出した. 当時投資は firstrade を中心に両替を IB で行ない, UNION bank 経由で firstrade への資金移動を考えていた. というのも firstrade は売買手数料が無料になっており, それが大きなメリットと考えていた. そのメリットは大きいのだが, JPY からの資金移動に従来通りの YJFX + PRESTIA 経由はそれぞれの手数料ならびに操作が繁雑でる. 昔はイケイケドンドンだったので面倒さはあまり感じなかったがある程度資産移動できていると, もう面倒になってしまった. しかし, それなりに JPY を移動したいと思ってもちょっとやる気が出てこない. また, IB 経由にしても, firstrade と IB とそれなりの資金を入れる事になり, 資金分散してしまう事になる. また, ACH を使用するので手数料はないとは言えUNION bank を系由するのに 2回操作が必要なのは YJFX+ PRESTIA 以上に面倒かもしれない. あと, IB に資産をそれなりに置いておきたいのでその分は firstrade から持って来ようとしたが, それはそれで移管手数料が多額になる.
そうであれば, firstrade の資産をすべて IB に移動して IB 一本がいいのではないかと考えた. IB 一択にする事のメリットは以下の通り.
1. 資金分散しない
2. 資金移動回数が 1 回のみ
3. 証券会社のメンテが一ヶ所
デメリットは
A. 移管手数料が高い (全銘柄は 1銘柄移動より高いが 2銘柄移動よりは安いので, 全株一択しかない)
B. 売買手数料がかかる (一択にしようがしまいが IB での売買は掛る)
ちょっと前まで, 開設にはパスポートが必要だと思っていた, 去年頭に expire してしまっている. もう海外出張もないだろうから更新は旅行に行く時くらいだろう. しかし, IB japan が開設の代理してもらっているので, 運転免許証と何か証明書の 2 通があればいけるみたいだ. 丁度 5月の連休真っ只中なので, 役所が開いていないのですぐには開設できないが, 開設後に移動させる資金の準備や, もう使用しないであろう口座の整理など準備は万端である.
--- 2020/05/22 追記
IBLLC で口座開設審査中まで進めた.
この審査中にする為には, 口座開設の form の入力後,
1. 身分証明書の提出 (site 上に upload)
2. SMS がつなが電話番号の登録
3. 投資資金の送金
が必要になり本日終了した.
送金は SMBC から 800円の手数料で振り込んだ. CITI bank の東京支店とは言え, 海外送金扱いなので, 数日かかるかと思いきや, 即日で行なわれた. IB 的には即日から数日という事だったので, 翌日かと思っていたが早かった.
この状態で, IB に login すると" 信頼できる人物" 登録画面が出てきて口座開設者がなにかあった時の連絡先の登録があった. しかし, form に入力し, 登録ボタンを押しても同じ画面が表示されるだけであった. skip があったので skip する事にした.
そうすると, 審査中画面が出てきてそれ以上なにもできない状態になった. 送金されたものから処理を行われるという事なので, 数日中には違った画面が表われるであろう.
ある程度の額の送金はしたが, 毎月の口座手数料 10 USD が無料になるほど入れていないものあるが, Firstrade からの株式移管もする予定である. 移管は
a. 株式 (DRIP による端株あり)
b. 待機資金 USD
があり, 移管手数料の支払いで, 株式のみ移管し, 資金は ACH で転送すれば良いかと思っていたが, 移管手数料が口座から引き落せない場合は移管先の口座から引かれるとの事. それであれば, すべて一度に行なった方が楽である. ただ, 5銘柄あたりあるがそれなりの評価益のある 1 つを残して評価損もしくは, ちょっとだけ益状態なので, それらを売り, その分 IB で買えば, 1銘柄のみの移管で済み移管手数料も安くなるはずである. まぁ面倒であるが...
あと, 端株状態の移管はどうなるのであろうか. 端株状態の数量のまま移管されるのか, 足切りで, 端数は売られるのか. まぁ IB 次第ですし, 聞けばいいんだが...
これを書いていて, やはり
A. 移管手数料が係る
B. 今後 IB で DRIP では手数料が必要
なので, いわゆる資金効率が低くなるが, 入金がやりやすくなるのは変えられない
--- 2020/05/25 追記
送金内容が反映され口座が完全に開設された.
ただまだ JPY だけなので, USD に変更する必要がある. USD への両替は, 株式発注のシンボルを入れる所に "USD.JPY" と入れるだけっぽい. 手数料 2USD 引かれるので少量の両替は割高になる. 今回お試しで 1,000USD を両替して費用が 107,915.20JPY であった. 1USD あたりざっくり 0.10JPY かかった感じになる.
DRIP の設定も必要であるので, 以下で設定
[tools&service] -> [設定] -> [口座設定] -> [配当の選択] で 再投資するにして署名する
1. USD に両替: USD.JPY のシンボルで売買
2. DRIP設定: [tools&service] -> [設定] -> [口座設定] -> [配当の選択]
あとは Fristrade から IB への株式ならびに資金移管がある.
そういえば ACH もしないといけない...