2019年1月5日土曜日

やっちまったぜー, NISA 扱いの株式の特定口座への支払

以前 NISA で個別株式の購入をしていたが, ほとんどは売却してしまっていて, 現在は VTI 等の ETF しか購入していない. まだ大丈夫だと思っていたが一番古い個別株が, 年初に特定口座に払出された. まさかそんなに前のものが残っていたのかとちょっと落胆した.
と言うのも, 年末からの下落で, 買値の約 10 円安の払出し価額となってしまったからだ. ただ, 500株しかないので, ほぼ 5,000 円程度の評価損状態がベースとなった. 戻って売却しても申告分離課税で約 1,000 円の譲渡益税が掛る.

たかが 5000 円とは言え, これが最近投資している VTI などに適応されると, とんでもない事になりそうな予感がする. この払出しの件のちょっと前に VTI に対して年度毎にどれだけ購入したかをまとめすぐに分る様にしておいたので, 来年からはロールオーバーもしくは期日までに払出しの指示をしよう.

昔から言われていたとはいえ,
NISA は表向の表情とは違い地雷のある制度だ. くわばらくわばら.

2019年の貯蓄運用投資方針

2018年振り返り

2018年末の下落により対入金額で評価損益約 -0.3% となった. 昨年初は約 +2.9% だったのでかなり下落した. 現在リスク資産比率を約 60% としており, なおかついまだリスク資産, 特に米国株式 33 %, 先進国株式 (除く日本株式) 13% の資産比率に対し, 今回の下落分も含めそれぞれ 3.8%, 2.8% 少ない状態である. SP500 が去年初から約 -7.5%の下落を考えると, おおよそ投資比率程度の下落であると思われる. また, 労働収入税引前の約 60% 以上を投資 (現金債券等を含む) にまわせた.


今年の行動指針

引き続き労働収入税引前の最低 60% を以下の配分で投資していく. しかもほぼインデックスファンドで運用.
振り返りでも書いた通り, 本格的なリセッションが始まるかもしれなく, リスク資産の評価額が半分になる可能性も考慮しておく必要がある. しかし,

米国株式            33% (-3.8%)
先進国株式        13% (-2.8%)
日本株式              5% (+1.4%)
新興国株式           5%
商品 (金など)        2%
REIT                    1%
SocialFunding       1%
債券等                25% (+1.6%)
現金等                15% (+3.4%)

また, 配当は DRIP や手動での配当の再投資を行なう. 本格的なリセッションになると約 2,3 年は下落基調となるので, リスク資産の購入するのには丁度良い時期となる. 現状は 20 ケ月ほどで積立不足が解消される予定である. 日本株式の 1.4% 部分は今後再度上昇した時に NISA 部分の売却を検討する (根拠なき下落とも言われているのでそれを期待する).


指針変更の検討

1. 現状のリスク資産比率 60% を 70% にするか検討
  特に生活防衛資産を定めていないが, 現金にある程度の余裕があるのと, 資産資産運用効率を高める為にリスク資産比率を高めようかと考えている.
   低リスク資産に現金の他に債券等があるが, この債券等に退職金累計額が含まれている. 現状厚生年金支払累計額を含めてはいないが, これらの資産は将来ある時点で一時金もしくは年金受け取りが発生する. その時点で急な投資比率の変化をさける為, 低リスク資産に含めているがリバランスには実質使えない. その為リスク資産比率 70%とすると, 債券等が低リスク資産のほとんどを占める事になり, 現金が少なくなりリバランス資金がなくなる. 70% でなく 65% にするなどの微妙な調整が必要かもしれない.


2. リタイアならびにその後の生活の検討
最低でも 10 数年後には現在の勤め先からアーリリタイアもしくは通常の退職する事が考えられる. 退職後, 必要な生活費, 教育費, その他費用, そして運用投資, 年金受給など見積をしておきスムーズな移行ができる様に気持ちの部分ならびに資産の部分を備える検討に入る. 老後の費用として現役時の費用の 70% 程度を見積ると良いみたいだが, 年間約 300 万円もと見積っておけば良いのではないか. これを年金受給, 配当収入, 資産取り崩しで 95 歳までまかなえれば良いかと思われる.


3. 海外証券口座へのドル送金と円からドル替えの手法の検討
現状, YJFXでドル替 -> SMBC prestia -> Fistradeでの送金を行なっている (いた). しかし, 手数料が約 3500 円ほどかかる. ならびに, Firstrade のドル受け取りが名義人口座でない為, 昨今のマネーロンダリング対策強化により送金できない機会もあると言われている. そこで Interactive Brokers (以下 IB) にてドル替し, ACHにて Union Bank -> Firstrade への送金を検討する. ただし, IB は流動資産として 10 万米ドル切ると口座維持手数料が 10 米ドル発生するので, その対策が必要 (今後 USDJPY=80 になる事を考慮に入れると12.5百万円が必要, うーん, 結構敷居が高い). すべて IB で管理すれば良いのだが, Firstrade は DRIP があるのでそちらで運用していきたい.

                                                                                                100万円        200万円
YJFXでドル替 -> SMBC prestia -> Fistrade                               約3,550円    約3,600円
SMBC -> IB円受取 -> IBFXドル替 -> Union Bank -> Firstrade     約1000円     約1,200円

IB でドル替できる様になると YJFX, SMBC prestia 口座は必要なくなる.