2018年3月10日土曜日

20年ぶりの開局むけて


ちょっと前に 1 マアの資格を取った. モールスの実技がなくなり, 英文の筆記はあるが和文が完全になるなり, これならいけるだろうと言う事で受けた. 試験内容的には, 電卓がいらない試験の為計算問題といっても開平するといっても結果整数になる様なものしかない試験なので, それほど難しいわけでもない. とは言え国家資格試験で値段的に 1 万円に近い試験料なので, 2 回も受けるのはもったいないということで, 通勤時間だけだがそれなりには勉強した.

ところで最近のアマチュア無線ってどうなっているのかと色々な site を見ていると,  JT65 や FT8などという digital 通信がはやっているみただ. ただ, 通信 rate は破格の数 baud とかという遅さ. しかし正に地球の裏側まで行く様な通信方式になっている. なんか面白そうだと思ってしまって, ちょっと試してみたいと思ってしまった. そこでふらふら数も少なくなった無線機屋に行きどんな無線機があるのか見に行き, 話を聞いてみた.
驚いたのが最上位機種は大きな LCD があり, まさに測定器といった風貌で約 20 年前に覚えのある表示器は周波数その他数字だけを出せるものとはちょっと違っていた.
 対応してもらった方は多分 Yassu の研修生といっても見た目の年齢的に課長研修あたりではないかと思う感じで, 全般的に Yaesu 製品の説明を受けた感じになった. もともと購入するのであれば 10 万円程度のものが適当と考えていて FT-991A と IC7300 とが候補にあがっていた.

IC7300 は大型 LCD で見ためも良く, 受信側は direct SDR という事で digital 派の私的にはこちらかなと思ったが, 説明を受けていると FT-991A はそれなりの RF 回路があり近接妨害を受けにくいという謳い文句でこちらになかり傾いた. ただ, FT-991A の使用 report 的にはあまり操作が直感的でなく使いにくいというのを見た. しかし, すでに魅力的に cost 的に QSL card の交換とかしたいと思わないので, 音声は出たいと思わない. CW は出てみたい気はするがこちらに必要なくても相手から card の発行を期待されるとちょっと重荷になるので, そういうのもありあまり, 細かな操作性はいいと考えた.

あと, 無線機より問題なのが antenna の設置だった. 7 MHz, 14MHz あがりに出られれば良いかと考えているが, tower や八木などは上げられない. Di-pole か GP がいければと考えていると Windom antenna というのがあり, 7MHz の半波長の 20m 長で 7, 14, 28MHz が出られるという事で, この antenna にしようと考えた. 給電点は 1/6 と 2/6波長に相当する部分にありしかし, この様な antenna は通常店舗販売はされておらず, 通販か自作になる. 通販といっても balun の作成が面倒かどうかで, element の調整はどっちみちしないといけないので、自作する事にした. この antenna の入力 impedance は 272[Ohm] で同軸の 50[Ohm] はと balun が必要になる. 理想的には 1:6 だと思うが, 外界の影響で impedance が下る傾向にあるとの事, また, 1:4 balun が作りやすいので, 多くの site では 1:4 としているところが多い. とりあえず core として T106-6 と直径 0.5 mm のポリウレタン線を購入した. もうちょっと太いならびにそれなりの被覆のある線にしておいた方が良かったと後から思ったが, 何度か作り直しが必要だと思われるので, まずはこれでやってみようと思う.

結構 FT-991A に bias が掛った定性的 pros/cons になっているが、なにはともあれ FT-991A + Windom antenna の構成でいき, 無線機も購入してしまった.

あと面倒というか時間が掛るのが開局申請になる. 最近は電子申請ができるという事なので, とりあえず account 申請し, 郵送で user account と password が送られくる. この郵送の一回は無駄な気がするが, cost意識が薄いのと国民からいらぬ攻撃をなるべくかわす為と無理矢理理解した. ただ 2日程度で来たので, アマチュア無線の低迷も含め電波使用申請する人なんかそれほどいないんだとうと思う. 各種業務, 携帯電話会社, 放送局がそんなにバンバンできていないし, あっても楽天が携帯電話の申請をしたくらいで, そもそもこんな system を使うのではなく別 path があると思う (電波利用申請 lite の lite といっているくらいだし)
なにはともあれ, 紙で提出しなくて良くなったのはかなり楽になる.

FT8 などの digital 通信を考えていたので, 開局時に, FT-991A で通常 (音声, CW) 運用できる周波数帯ならびに電波形式, かつ付加装置で申請を考えたが無線機屋の店員が, 通常申請してから, 変更届けを出した方が保証認定から外れなく楽だという事でその手順にする事にした. すでに digital 通信方式を申請している局が新たな digital 通信方式の追加は無料でかつ申請だけで良いという旨を書いている site は多いが, 開局を含めてどの様にしたら良いかは見付けられなかったので一度に行なった方が良いかと思い, 店員に聞いてみると, 保証認定範囲の開局してから, 変更した方が楽だと言う事だった. ただ, 初めて digital 通信方式を追加する時に保証認定から外れると思うが、 最初から digital 通信方式を追加するとしないとで flow の違いが生じるというのがちょっと理解できなかったが, 時間的な観点で言うと, 兎に角電波形式はどうであれ開局するまでに時間が短かいのは, 保証認定内で申請して開局してしまう方法だというのは理解できた.
すぐ申請 site に access しようと思うが今日 (2018/03/10) 8時までは昨日夜からの maintenance で close になっている